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【現地レポート】大会5日目:『BE UNAFRAID TO CHALLENGE』(挑戦を恐れるな) をテーマに挑んだ大阪薫英女学院

「令和元年度 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会」の女子準決勝の第2試合は、岐阜女子 (岐阜) と大阪薫英女学院 (大阪) という昨年の「ウインターカップ2018」の決勝と同カードとなった。

 ウインターカップ覇者で昨年のインターハイでも準優勝の岐阜女子に挑んだ大阪薫英女学院。出だしにインサイドで相手に得点を許したものの、すぐに⑥塩谷心海、⑤福田希望らで入れ返し、第1クォーターは互角の展開を演じた。
 しかし、「守りのところはウインターカップで対戦したときよりもいろいろできましたが、第2クォーターで点が止まってしまたことが一番」と、安藤香織コーチが敗因を語るように、第2クォーターで失速。前半を終えて14点のビハインドを負うと、後半は④森岡奈菜未のインサイドプレーなどで岐阜女子より多く点を奪っていたのだが、第2クォーターでのビハインドが響き、63‐73 で敗れた。

「岐阜女子のディフェンスがいいというのはあるのですが、それでもやりようはもう少しあったと思います。ウインターカップと同じように点数が止まってしまいました」と、安藤コーチ。特に3ポイントシュートを要所で決める福田の外角シュートを抑えられてしまったことは、得点が伸びなかったことに大きく影響した。

「今までの試合はドライブやセンターが中に立って、そこにボールが入ったときにディフェンスが寄るので、そこからキックアウトで3ポイントシュートの場面を作ってもらっていました。でも、岐阜女子はタイトに付いていて、ドライブやセンターが中に立ってもディフェンスが寄らない。それで3ポイントシュートの形を作ってもらうことができなかったと思います」と福田は外角シュートの得点が少なかった理由を語った。しかし、それを踏まえたうえで「日本一を狙おうと思ったら、3ポイントシュートの場面を作ってもらうだけでは通用しないので、これからどうしていくかが課題になります」とも言う。
 センターでキャプテンの森岡も「インサイドでの得点力を付けていきたいです。もっと点に私が絡んでいかないと、(全国大会) 3位より上には行けないと思います」と、ハッキリとした口調で語った。

 今大会、薫英の選手たちが着ていたTシャツには『BE UNAFRAID TO CHALLENGE』という文字が大きく書かれていた。これは、3年生が中心になって考えた言葉で、「チャレンジャーという気持ちが大事、そこを原点にしてやっていこう」(福田) という思いが込められている。
 
 結果は3位という好成績も、目標としていた優勝には届かなかった薫英。冬に向けて安藤コーチはスターターの3年生3人が「覚悟を持つこと」をウインターカップを戦うポイントに挙げた。気持ちの面だけでなく、スキルなどまだまだ取り組むことは多いだろう。だが、薫英はその課題を一つずつ克服しながら、冬の頂点に立つためにまた挑戦を続けていく。

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